一昨日の補足

誤解されると困るが、「登校拒否」に異常性を見出すのはどうかと思う。

前述したように、「学校」という場そのものが子供にとって不自然。

そこに通うのを拒否する子が現れるのも、子供の立場にとってみれば

至極当然のことではなかろうか。

エジソンがわずか3ヶ月で不登校になり、母親が代わりに勉強を教えた

のはあまりに有名な話。

エジソンになれない子供はどうするんだ」などと言う反論があると

すればあまりに愚論。


不登校と言っても様々な理由・経緯があるし、また表現される形も人

それぞれだ。

大事なのは子供の声を聞き、理由を考え、なにより子供がたしかに存在

できる場を作ることだ。学校に行く代わりに稼業の手伝いでもしていれば、

寧ろより実のある経験を得られる場合もあるだろう。


mixiの方で自殺について話が膨らんだが、自殺が病気というバミの意見には同意。

暴力的被害にあったから、愛情を受けられなくなった、また感じられなくなった、

外部との心の交流がなくなった、感情が乏しくなった、などと一意に言えるものではない。

虐待にあった子供は皆自殺をするだろうか?

彼らは親を恨みはしない。自分を責める。だが「お母さんゴメンナサイ。」と

叫び自分の存在を否定しながらも認められようと必死に育つ。

他人には想像できないトラウマを抱えながら。


物事の理由は人それぞれで様々なファクターをもつ。

大事なのはそれを一意に決めず、何十何百とファクターを導き出し、

個々に応じてその理由を分析し、また治療法を探し出すことだ。


専門家でもないし俺にはハッキリこうだと言えるものもないです。

特に自殺などに関して簡単に述べるつもりもないのでこの辺で。