百年後の気候

世界の学者たちの間で、

このまま行けば百年後の地球の平均気温は4度ほど上がり、

100mm以上の降水確率は今の1.5倍になると言われている。


異常気象などが発生している原因が人為的か自然的なものなのかについては、

学者間での議論が激しく続いており、それがわかるのは50年後〜100年後

だと言われている。

だが、それが人為的なものだと分かった頃にはすでに世界の環境は

悪化しており、それから対処を始めても後の祭りとなってしまう。

これを予測なんたら、というらしいが言葉を忘れた。(爆)


しかし、世界中の多くの国がそれを人為的なものだと認め、今からの対策が

求められているとしている中、それを人為的なものだと認めない国があり、

特にアメリカがそうであり、日本の学者たちの中にも特に多いらしい。


国として、また政治家として、「現在の自国の利益」を追求したがることが

多いが、真に未来を考えるなら、「地球全体における自国のあり方」を考えなければ

ならない。日本のアジア、欧米諸国、またその他の国々に対してそれらをアピール

する力は、環境に限らず、私の求めているそれには程遠い。

今後の日本の政治には、「環境や国家間の心情を組み合う外交力」を強めて

くれるよう期待したい。