ロッテ優勝

ロッテ四連勝!

見事ですね。

初芝や黒木なんてもう感激ものではないでしょうか。

まさに初芝にとっては「有終の美」ってやつですね。



ロッテの勝因、というよりは阪神の敗因。

ゲーム感が鈍るからうんたらって言われるが、その前に

ゲームメイクのしようはなかったのか?という疑問が残る。

リネの戦争で言うなら、人数やレベルのせいにする前にまずスキル面

考えろってことですよ。



3戦目で危ないと感じたのか、2点ビハインドで藤川出してきたが

まずあれがまずい。いくらリーグを代表するリリーフとはいえ、

若くて初の日本シリーズのマウンド。緊張しないわけがない。

ボロ負けの試合でもいいから、1〜2戦目で一度はJFKを使うべきだった。

データ収集もしていたとは思えない。

1戦目も各バッターが清水に簡単に1stストライクをとられていく始末。

俊介を打てないのは仕方ないとして、特に3戦目などは愚の骨頂。



そもそも「ロッテと阪神が似ている」、という言葉が色々な番組で戦前聞こえてきたが、

これは大嘘だ。打点、打率、防御率ともに似ているが、

阪神は打点を稼いでいるのはクリーンアップ。

ピッチャーにしても、阪神はリリーフが武器であり、ロッテは先発が武器にある。

そのリリーフピッチャーに投げさせないなどありえない。

結局JFKのKはシリーズで投げることすらなかった。

「機動力野球も似ている」という言葉も大嘘。

阪神の年間通してのチーム盗塁数は78。そのうちの60が赤星。

つまり、赤星以外のバッターは147試合で18回しか盗塁をしていない。

8試合に一回である。これでは機動力野球は語れない。

チャンスどころでのダブルプレーも痛かった。


そしてロッテを優勝に導いた大きな要因はやはり「守備」でしたね。

阪神のいい当たりで「ヒットかアウトか」という微妙な場面は全てアウトにしていた。

エラー無しかな?はっきり知らんけど。

「これを抜かれたら試合は分からない」って場面が3回はありました。


総括すると、

「考えて野球するロッテ」

「よく打ってよく投げる阪神」←打率、防御力がいいだけ


こういうロッテみたいな戦い方にそつがないのは中日に似ている。そして野球が面白い。

正に頭脳野球ですね。あくまで僕好みなんだけど。(。´ー`)

こういうチームは地盤が固いです。「こいつがいないと優勝がない」なんてこともないしね。

ぜひ来年は中日対ロッテの日本シリーズが見てみたいです。

阪神は星野が植え付けたセオリー野球の殻をもう少し破ろう。

いや、そりゃ広島に期待したいけど・・・(略

とりあえず現在の広島は6球団で赤ヘル野球から一番遠い位置にいる気がする。

機動力と守備力どーにかしてくれってんだ。(ノд`)