脱線事故その2
明日書くと言いながら一日遅れました。(´ω`)
事故を起こした電車を運転していた運転士の方が遺体で見つかりました。
他にどんな原因があったにせよ、運転士が過剰なスピードを出して
いたことは大きな一因であるのはほぼ間違いないようです。
JR西日本の体質として、運転士に大きなプレッシャーを与えるような
教育をしていたのではないかというのが話題になっています。
実際40mものオーバーランなんて私自身経験したことないですし、
さぞかし焦りもあったことでしょう。
企業は様々な理由で色々な問題を起こします。
金銭的利権のため。
地位向上のため。
そして今回の運転士がスピードを上げた理由となりそうなのが、職業的立場を守るため。
特に企業側からのプレッシャーが大きいほど、その行動は過剰なものになる
可能性が高くなります。しかし、このプレッシャーが全くないと、今度は
怠慢につながります。職に対する誇りをもたせ、スキル向上を促しながらも、
消費者(この場合は乗客)の安全を守ることを考えさせる。難しいことです。
どうしても企業というのはその構造上、安全よりも利益優先になりがちです。
しかし、その体質が行きすぎてオーバーワークしてしまった場合どのような
ことになりうるか…。
最悪な形で表面化してしまいましたが、JRにかかわらず全ての企業はあらためて
この問題について考える必要が出てきたと思います。
では今回の事故はJRの教育体質が起こしたものなのか?
もう少し奥深く見てみたいと思うのでそれは明日の日記で。 (´・ω・`)ゞ
それとは別に・・・
被害者の家族の言葉をテレビで何度も放送してますが、
遺体をロクに家族に見せようともせず、せめて目を閉じさせてほしいとか
話しても、「そういうのは葬儀屋がやりますから」と一蹴されたとか。
くされきったJR職員の態度。たしかに、本気で悲しむ必要はありません。
100人もの人の死を本気で受け止めることなどできるわけがないのですから。
(なんかこれ前にも書いたな・・・ああ、ココだ)
しかし、せめて被害者の関係者への思いやりくらいは最低限のものを
もつのが、被害に合わせたJRの職員の義務というもの。
そもそもJR職員なんて半公務員みたいなもので、その立場を守っている限り
職にあぶれることはありません。堕落の極みがここに見えます。
それでも逆に言えば強みなのは豊富な資金力。
JRは今回の責任を真摯に受け止める必要があり、被害者へのしっかりとした
補償が求められます。