尼崎JR線脱線事故
久々更新。
尼崎で脱線事故がありました。
死亡者数十名。人的災害としては滅多にないものです。
原因究明が一番大きな話題で、運転士がまだ新米で過去にも失敗を
犯したことがあるということも大きく取り沙汰されています。
しかしここでも出ましたお役所体質。
事故前にオーバーランについて虚偽報告をした運転士と車掌については
論外としても、今回問題としてみたいのは事故後のシミュレート。
JR側の発表では、「133km以上のスピードが出ない限り脱線はありえない」
とあります。この電車の最高時速は120km。この理論通りだと脱線はありえません。
しかしですね。
このシミュレートは他のファクターを無視しての理論的計算の模様。
いや、ありえんでしょそれって。( ; ´д`)
分かりやすく言うと、
現実の世界では線路に石が置かれることもあり、鳥も飛ぶでしょうし、
突風が吹くこともあり、軽い地震なら日本ではいくらでもあります。
それらを無視しての計算なんてほんと高校生の世界のもので、
あまりにも低レベルなものなんです。
そんな数値を持ち出してくる辺り、どうにかしてごまかそうとする意図がみえみえ。
いや、実際どの程度の想定をした計算による数値なのかはわかりませんが。
実際、過去には100kmに達さなくても脱線している例などもあるようです。
情報開示が元められている風潮がある今の世の中、そんな子供みたいな
ごまかしが通用するわけもなく。
時間をかけてでも、徹底した原因追求をしていただきたいところですね。
では明日はもっと大事な本質的原因について思うところを語ってみたいと思います。 (´・ω・`)ゞ