競馬回顧

秋華賞


見所は、ずばり「ダンスインザムードが勝つか負けるか」。結果4着。これはもう大凡走です。調教、馬体ともにいうことなし。スローの中、少々早めに仕掛けすぎの感はあるが、あの程度なら馬の力を考えればほぼ問題ありません。敗因は「気性」。これ以外にないでしょう。まともなら牡馬とやっても戦えるだけの力のある馬もこれだけイレコミがきつくては…。しかし、レースはダンスを中心に展開されたことは間違いないでしょう。スローの中、ダンスマークで他馬は早めに動きます。
レクレドールなどは案外伸びがありませんでしたねー。あの体重減が問題あったのか、それとも騎乗に相当注文がつく馬なのかもしれません。スイープトウショウは本来展開的にもキツイはずだったんですが、状態が完璧。パドックでは一頭だけ抜けた状態でしたね。あとはダンスがいたおかげで早めに皆がスパートしたおかげというのはあるでしょう。今後の注目はヤマニンアラバスタ。明らかに馬の強さに馬体がついていっていません。今後肉がついてきて強化されればなかなか面白い馬になるかも。
にしても、サンデー系が18頭中14頭をしめるなら、なんと1〜3着をサンデー系以外でしめました。サンデー産駒が出てきて以来、こんなことは初めてではないでしょうか。
状態がイマイチ戻りきらない牝馬の4歳勢。今年のエリザベス女王杯もこの3歳勢中心で展開されるかもしれません。