イスラエル・パレスチナ 停戦宣言

ついにこの日がきました。ヽ(´▽`)ノ

これだけ長く続いた争いに和平などあるのかと思ってましたが。

争いに疲れたということもあるのでしょうか。


なんといっても功労者はアッバス議長でしょう。

アラファト議長生存時からひたすら非暴力、和平を求めて続けていた彼は、

アラファト議長と違い、イスラエルでの評判もかなりよろしいようです。

互いに自分の利を追求し、相手の非を言及し続けていたのでは

相互理解はありえません。まず己から心を開き、相手を受け入れる

度量をどちらかが示さなければ。もちろんそれを利用されることなく、

自分たちの大事なところは守る。この場合は独立問題。

私も何度か、日本人の他アジア各国に対する考え方に対する思いをこの

日記で書いてきましたが、その理想とする形が彼にあります。


不安はあります。

パレスチナ強硬派がこのままおとなしく引き下がるかどうか。

また、そのテロが発生したときにそれを支持する人間がどの程度出てくるか。

イスラム原理主義組織のハマスも、「宣言に拘束されぬ」と、

自治政府と自分たちの立場の違いを強調しています。

しかし、双方のトップが和平を宣言したことに大きな意義があり、

シャロンの声明にも、

パレスチナ人の独立と尊厳を尊重する」

とハッキリあります。

過激組織の行動を抑える意味でも、独立に向けてのプロセスは早く

推進されることが望ましく、そのためにも両者がどれくらい信頼関係を

築いていけるかがカギとなるでしょう。