野球日本VS台湾も眺めて＆総括
日台戦ってなんか言いづらいな。
ここ2日間、苦しみながらもなんとか勝利をものにしてくれました！
見ていてハラハラドキドキだった！特に日韓戦！
でもさすが日本が誇るナインたち。
ピンチになっても最後の最後では抑えてくれる投手陣はさすがです。
3戦全勝で五輪出場の切符を文句なく手に入れました。
来年の本戦はペナントシーズン中で大変でしょうが、
また星野ジャパンの勇姿を見せてほしいものですね。
今夜はおいしい酒が飲めそうだ。
・・・なんて素直な感想は俺には無理なわけで。
特にスポーツに関してはからい。
いやまあ、選手はよくがんばったと思うほんと。
実際ペナント終わって日が経ち、
今回何より苦労したのは選手たちの調整だろう。当たり前だが。
こと国際試合に関しては韓国や台湾は日本とは意気込みが違う。
まともなら楽勝だろうがこれが野球の国際試合のこわさでもある。
そんな中、今出せる力を発揮した選手の精神力は大したものだ。
星野仙一という存在の精神的支柱としての意味合いも大きいのかもしれない。
俺はスポーツを結果論で語るのが嫌いなんで、つい中身を見てしまう。
つっこみたいのは、やはり前日にも書いたが星野采配。
まあさすがにWBCの王のマヌケ采配よりはマシではあったが。
韓国戦での慎之助のリードは、
結果打たれなかったからいいもののヒヤヒヤものだった。
どんなにバッティングがよくても、キャッチャーの基本はリード。
そしてこれは野球の勝敗を皆が思っている以上に実は左右している。
いくら大会通算7割をこえる絶好調さを阿部が誇っていても、
あの試合でスタメンはありえない。
それだけ里崎と阿部とではリードのレベルが違いすぎる。
しかも先発投手が成瀬となれば、
女房役の里崎を選ばない理由はさらになくなる。
今日の台湾戦に関してもツッコミどころはけっこうあったが、
選手の力で倒したってことでしょうか。
MVPを挙げるのは難しいだろうが、俺が強いて挙げるなら上原。
投手が皆調整に四苦八苦してる中、あのピッチングは完璧すぎた。
勝敗が全く見えなかった韓国戦において、勝利を確信させたのは
最後の最後の上原のピッチングだろう。
台湾戦に望むにあたっても頼もしさを感じさせたはずだ。
野手では川崎。難しい球を場面や状況を考えながらというオマケ
つきでしっかり返していたのは見事だった。
バッティングだけなら慎之助の打率も凄かったが、
やはりリードがダメ。
まあ正直野球レベルは高くはなかった。
投手の状態がペナントと違いすぎ。
シーズン真っ只中の来年本戦は今回とは一味違うレベルが見られそう。
それにしても、ただの五輪予選でなぜにかくも
今年は盛り上がりを見せているのか。
もちろんプロ完全解禁といったものもあるだろうが、
相変わらずメジャーリーガーが出てこない五輪は実は
面白みはWBCよりかなり落ちる。
そういう意味で星野効果というのはさすがだと思った。
おそらく監督として選ばれた最大の理由はここなんじゃないでしょうか。
以上。
そして・・・
ここからは古田ファンは見ないでください。
俺が今回の五輪予選見てて、何よりも一番驚いたのは彼の解説。
無難どうこう以前にあまりにもつまらなすぎる。
というのも、実は最近野球をあまり見ていないこともあり、
古田が監督となって以降の野球をよく知らない。
試合を見ないながらも、「監督古田はどんなものなんだろう」
と、気になってはいた。
選手としての古田の実力は最高のものを感じるが、
ひょっとして監督としてヘボだったのか・・・？
と、疑わざるを得ない。
自分でいうのもなんだが、野球の選手や指導者を見る目は
それなりにある自信がある。
口だけで俺は何もできないけど・。・；
実際、凄まじい采配と指導力を発揮する監督は、
例外なく解説でも自己流の緻密な論理を展開して述べている。
そしてこの流れで言うと、この解説をする古田が
それだけの監督となる(なっている)可能性はほぼゼロに近い。
今日の宮本の走塁を彼がベタ褒めするもんで、
仕切りに番組も取り上げていたが、
あんなプレー寧ろ当たり前でできない方がどうかしてる。
細かいプレーではやはりよく考えているな、
という点が節々に垣間見えるが、
致命的なほどに試合全体に対する視野が狭い。
若さや経験のせいにもできるだろうが、落合の例も考えると…。
まあ落合が例外という話もあるが。
正直、古田ヤクルトの不振の理由が垣間見えた気がする。
だが人間として選手として大好きではあったので、
もちろん今後に期待したいところです。
星野に遠慮して思うこと何も言ってなかっただけの
可能性もあるしね。(。´ー｀)
久々に長文書いた。奇特な方はどうぞ。( ´ω`)_旦~~
