我々もテロリスト
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20061120k0000e030016000c.html
毒殺未遂:プーチン政権批判の亡命ロシア人 英警察が捜査
イギリスに亡命していたロシア連邦保安庁の元幹部の
アレクサンドル・リトビネンコ氏が毒殺未遂に遭った。
イタリア人の情報屋から、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害に
関与した人物のリストを受け取った直後だという。
アンナ・ポリトコフスカヤさんはチェチェン問題に関して
世界に訴え続けたジャーナリストで、先月自宅アパート前で
殺されて話題となった。
チェチェン紛争と言っても忘れている人が多いだろうが、
2年前にロシアの学校を占拠し世界を震撼させたのが
チェチェン独立派といえば思い出す人も多かろう。
だが、ロシア政府がチェチェンで行っている横暴の数々は
この比ではない。統治と言えば聞こえはいいが事実これは
国家の行っているテロと断言できる。
戦争の生み出す悲劇は、最近でもイラク情勢に直面するに
辺り我々も知りうることができる。
だがあまり報道されないところでまだどれほどの惨劇が
行われているのか。そのような国家に物言えない我々の立場
にもどかしさを感じる。
いじめは傍観者も同罪だという言葉があるが、ではテロ政府
ロシアを傍観しあまつさえ手を組んでいる我々に責任は
ないのだろうか。