冬季五輪回顧(今更)

そこそこ見た。

結論から言うと、プルシェンコ最高ヽ(´▽`)ノ


ミスがない、とかジャンプが上手い、とかそういう問題じゃない。

動きの軽やかさ、リズム感、スピード、全ての次元が他とは違う。

それにしてもあの軽やかで優雅なステップ・・・

仮にジャンプなどしない演技でであったとしても、

彼の演技に観衆はひきこまれていくでしょう。

正に生きた芸術

ただの流行歌手にアーティストという言葉を使う習慣が僕は

嫌いなんですが、彼は正にアーティストだと私は思います。

僕の中では彼のためにあったようなオリンピックでした。
(本人も自分で言ってるけど'`,、(´∀`) '`,、)

日本人選手の成績について

日本人選手は荒川静香の金メダル1個。

ガッカリンピックなどという言葉も生まれたようですが、

果たして残念な結果と言えるのでしょうか。

たしかに出場選手の多さからメダルの数も期待したくなるのは分かる。

だが、よくよく個人個人の能力を確認してみると、

世界ランキングなどでみても、メダルを狙うには厳しい選手が

ほとんどだったのは否めない。

ジャンプの岡部にしても13位(9だったかも)。メダルを期待するなとは言わないが、

とるのを使命とするのは正に酷というもの。

スケート、スノボー他にしても日本では練習する場が失われて行き、

環境として良いとは言えない。

指導者についていない出場選手もおり、スタッフも充実していない。

そんな中必死に国内で勝ち進んで出場した選手に、

「メダルがとれなくてお前にはがっかりだ」

とは一体どういう了見なのか?

サッカーでWCに優勝できない日本を責める人が一体いるのか?

メダルラッシュを期待、などとマスコミの前予想ではあったが、

国民の顔を伺って書いたようなそんな評価を真に受ける側がどうか

しているというものだ。冷静に個々の能力を分析をすれば、

今回の五輪は期待できるメダルの数など元々少なかったのだ。


責める相手がいるとすればそういう選手を生み出せていない協会だ。

だが、冬季スポーツの人気低迷などに伴い、企業の宣伝塔としての価値も低くなり、

当然スポンサーも力を入れ辛くなる。

そう、五輪だけちょっと見てメダルを勝手に期待するあ・な・た

そんなにメダルが見たいなら普段から大会も見に行けばいい。

日本の冬季スポーツの力を低迷させているのは我々自身でもあるのだ。



最近流行りのカーリングは見事に宣伝が成功しましたね。

健闘したといっても準決勝にも上がれてないんですよ?(笑)

あらかじめNHKが宣伝することが決まっていたのか、

はたまた他競技でのメダルがないので慌てて注目をそちらに移したか。

多分後者でしょう。

思いっきり否定しているようで申し訳ないが、僕にはどうしても

あれが人間の身体能力の限界を求めて争っている競技には思えない…。

だが、フィギュア、上村愛子(モーグル5位にすぎない)ともども、

皆の注目を集めるには一つの条件があることがわかる。

所詮は顔