情報の取捨

つくる会」教科書、栃木県大田原市が採択

http://www.asahi.com/national/update/0713/TKY200507130126.html


私立での採択は過去にもあったが、市町村では初のこと。

教育長曰く、「自国の伝統、歴史を正しく学習して日本という国に愛着を

もった子どもが育つと思う」だそうです。



何が正しいのか。それは実際に目にしている人間でない限り、ハッキリとは分からない

ことであり、新聞、TV、雑誌、ラジオなどのマスメディアにしてもその情報が必ずしも

正しいものとは限りません。インターネットの普及により我々は無限とも言える膨大な

情報を手に入れることができますが、同時にその取捨選択の難しさにもせまられていま

す。

何より危険なのは、

「自分は騙されていない」と思い込む

ことです。


上海などでの半日デモが日本中で話題になり、日本のマスコミも連日のように取り上げ、

中国の反日教育が問題視されています。あたかも全中国人が強烈な反日感情を持ち、日

本人はこわくて外を歩けないかのような取り上げぶり。

このマスコミの取り上げ方で、中国に対して敵対心をもった方も少なくないでしょう。


そのマスコミの報道に疑問をもった方はいませんか?

このような報道がなされる一方では、何を制限されることもなく、それまで通り生活し

ている日本人の話などもたびたびとりあげられています。

あらゆる情報に疑問を抱いていれば、

実は騙されているのは自分たちの方で、

「自分たちが反中教育を受けているのでは」

という疑問をもってもいいはず。


彼らの反日デモは許される行為ではなく、中国は賠償請求に応じる義務はあると思います。

しかしその報道がエスカレートし、お互いに反発した感情を抱いていては、友好的な関係

など成り立つわけがありません。

私にはどちらが正しいのかはわかりません。何が正しいかを判断するのは決して容易なこ

とではなく、大事なのは常にその情報に疑問を持って接することだと思います。



長くなったので最後はムリヤリ区切ってみました。(´ω`)