道徳心

夜、テレビをつけてみたら朝まで生テレビ

おかげで夜更かしを余技なくされました。(爆)

内容は子供の教育について。学力、道徳心etc

といってもまともな発言は半分もなく、特に社民党のバカ女党首の福島の

おろかさといったら…。(ブツブツ とりあえずよほど人を見る目がない人

以外、この番組を見た上で社民党を選ぼうとする人はいないでしょう…。


なんてどうでもいい方に脱線するのはやめて、前回の教育関連日記は


コチラ



前回は学力問題 (ゆとり教育) について書きました。ボクはある意味賛成と書きま

したね。さて、この番組見た上で、語りたくなることはゴマンとあるのですが、キ

リがないので今回は道徳教育の一部について。余談ですが、番組を見た上でも、上の

日記に書いた僕の考え方がゆらぐことは全くなかったです。ある意味残念。



道徳の荒廃なんかが謡われていますが、こちら でも書いたように、

犯罪が多いのは実は団塊の世代

最近が受験戦争時代のように思われてますが、実は過酷なのはこの世代の人たち。

人数が多いというだけでなく、親が貧しいため、子供はせめて高学歴、高収入をと

考える家庭が多かったからです。今は単に家庭が裕福になり、塾通いが激しいだけ。

学校の授業の補習的な役割として塾に通っている子供も少なくありません。


さて、そうなると多少歪んだ育てられ方をした団塊の世代、子供の愛し方をしりません。

そこで、過保護などが生まれてくるのです。前日の日記やコメントにもあるように、

何かにつけて些細なことで抗議。公園のブランコで怪我をしながら子供は生き方、

たくましさを学んでいくというのに・・・。


対策の議論はつきないでしょう。だから生テレビも存在する。

ただ、一つ言えるのは 「脅迫概念」 の重要性。

人は「なんでもしていいよ」なんて言ったら自分の利益を守るために他人を害します。

 コチラ でも書きました。

そこで必要なのが脅迫概念。

熱心な仏教徒キリスト教徒たちが無償で人のために自分を犠牲にする聖者のような

存在に思われていますが、それは大きな間違いです。死後の世界や転生などを信じている

彼らは「今の行いが死後につながる」と信じてやっているわけです。

逆にいうならば、「現世で悪行をつめば、死後極楽にいけないよ」といった脅迫概念に

かられて行動しているわけです。それを苦にしているわけではないので「脅迫」と書くと

何か誤解されそうですが。


何が言いたいかというと、法があまい。

子供の愛し方を知らない親に対し、「こうやって愛せよ」と教えることができると思い

ますか?仮にカリキュラム、教える人材が揃ったとして、場、機関はどうするか。

ほぼ不可能です。では子供にある程度脅迫概念を植え付ける必要性が出てきます。

それを作るのが「法」です。人を殺めれば、物を盗めば、罰せられる。

カツアゲや万引きといった小さな犯罪は20歳を境に激減します。前科がつくからです。

ならばそれを16歳に引き下げたらどうなるか?


ひたすら道徳心をうたうのもいいでしょう。ただ、「人を殺すのはいけないことなんだよ」

と言い続けるだけで殺人がなくなればそんな楽なことはないです。

「人を殺すとどういった反動が自分に帰るか」などといった実例などを示し、強制力

を働かせなければ。


基本的にボクは理想主義者なので、日記では理想論ばかり書いてますが。

現実を見れば良い子の集まりが簡単に生み出せるわけがない。というか不可能。

勝ち組の代表のような文科省の連中に庶民の何がわかるのか。

教育の何が分かるのか。

真に子供を思うなら寧ろ民営化するべきはこちらなんでは…。(´ω`)




追記…宗教を否定したような書き方をしているとアドバイスもらい、たしかに

こりゃまずいと追記。私自身は無宗教ですが、決して宗教に対して否定的な考

えをもっているわけではないんですよ。寧ろ肯定的。ボク自身仏教の学校を卒業

しているしね。(。´ー`) 人間、他の何かに頼るところがなければ心の安らぎな

んてそうそう得られないし。この場合は神になるのかな。

一つの何かを信じている人間の心の強さは凄いもので、「信じるのは自分のみ」なん

て言ったところで揺らぎやすいのはたしか。でもなんというのかな。ほとんどの人は

死後の世界や神、仏といったものを信じ、見返りとしての安らぎ、幸せを得るために

善行を施しているところはあるだろうし、「何もいいことはなにけどとりあえず善行

を施せよ」なんて説いたところで子供が納得するはずがないって言いたかっただけどす。

失礼をば。 (´・ω・`)ゞ