人名漢字を見直し
人名に使える漢字を大幅に増やす案が法務省から出され、一般市民に意見を募集していたようです。そんなのちっとも知らなかった…。(;´ω`)
その中で削除要求が出された漢字がいくつかあり、
1.糞
2.屍
3.呪
・
・
・
の順に削除依頼が多いそうです。
また、これとは逆に「全ての漢字を許すべきだ」との意見も出ているようです。
さて、親が子供に付ける名前に規制を加えるのは悪いことなのでしょうか?
たしかに、親が子供に対してどんな教育をしようが、基本的に個人の自由です。
肉体的苦痛を必要以上に与える行為は虐待とみなされ罪に問われますが、
それは教育の制限というよりはその子供自身の人権を守るためのものです。
しかし、基本的に名前というのはその個人の意思が介入することはありません。
後で自分で改名することはできますが。
昔、子供に「悪魔」という名前をつけて提出した人が大ニュースになりました。
結局区役所に受理されませんでしたが。
彼らの言い分は、「インパクトのある名前にするだけで他の子とは違う体験ができる。
それをどう利用して生きられるかは子供自身にかかっている。」
はい、もちろん嘘に決まってます。そんな名前でいればまずイジメにあうのは必定。
子供に特異な名前を付けることにより、親自身も注目を浴びたいという
思惑がかなり入っていたとしか思えません。
この例のように、上に挙がってるような漢字を子供の名前につけるなど、
何かしら歪んだ思惑が入っていると考えられます。
これも一種の精神的虐待と言えなくもないです。
近年、児童虐待事件などの増加が懸念されていますが、
日本の法律はアメリカなどに比べ、かなり対処が遅れています。
近所の住人が「あそこの家はかなりあやしい」などと相談所や警察に届け出ても、
「証拠がないとふみこめない」と全く相手にしてもらえず、
そのままその子供が虐待により死んでしまったなんてことも多々あります。
やはり、真に子供自身の人権を守るためには、もう少し法により親の教育に
制限をかける必要性があるのかもしれません。
もちろん教育の自由に介入しすぎないよう、慎重に事を運ぶ必要は出てきますが。
ちなみに、自衛隊派遣反対の文章を小学生が小泉首相に送ったとき、首相が、
「国が決めたことなのだから、それが正しく意味があることだと教師は生徒に伝える義務がある」
のような発言をしておりました。
正にこれって独裁政治の第一歩・・・
彼の失言数あれど、これほど恐ろしい発言は後にも先にもないのではないでしょうか。
なぜそこまでニュースにならなかったのか不思議でなりません。